ダウン症の確率をクアトロテストで検査する

ダウン症の確率をクアトロテストで検査する

■ダウン症の確率をクアトロテストで検査する

 

お腹の中の子供が、ダウン症であるかを調べる検査方法があります。

 

 

 

妊娠がわかってから、お腹の中にいる赤ちゃんがダウン症でないかを
調べる方法があります。

 

 

検査結果で、もしお腹の中の子供がダウン症であると判断されても
妊娠22週目未満の時期でないと人口中絶は行えません。

 

 

また、検査を行える時期や、検査結果でるまでの期間、そして検査の
信用度もあるので、注意して判断しないといけません。

 

 

ダウン症は高齢出産に発症率が多いとされています。

 

 

高齢出産であれば、産婦人科でもダウン症の検査を勧められることも
あるでしょう。

 

 

ダウン症の検査の中でも最も簡単に行えるクアトロテストですが
どのような検査なのでしょうか。

 

 

■ダウン症の検査方法の種類

 

ダウン症であるかを調べる検査には、どのような方法があるので
しょうか。

 

 

 

妊娠がわかってから、お腹の子供がダウン症であるかどうかを調べる
方法は以下の3種類あります。

 

 

@血液検査
妊婦の血液を採取して検査する方法です。
「トリプルマーカーテスト」と「クアトロテスト」があります。

 

 

A羊水検査
妊婦のお腹の羊水を採取して、羊水に含まれる胎児の細胞から検査
する方法です。

 

 

Bべん毛検査
妊婦の胎盤になる前のべん毛を採取して検査する方法です。

 

 

C新型出生前診断(NIPT)
妊婦の血液から胎児の染色体の異常を検査する方法です。

 

 

AとBの羊水検査とべん毛検査は検査結果の精度が98%と高いのですが、
妊婦のお腹に注射針を打つので、流産のリスクがあり敬遠されることが
多いようです。

 

 

@とCは血液を採取しての検査なので、お腹の赤ちゃんには影響ないので
安心して受けられます。

 

 

しかし、@の血液検査は、あまり精度が高くないという欠点があります。

 

 

Cの新型出生前診断は精度は100%に近いのですが、検査の費用が
20万円前後かかってしまいます。

 

 

■クアトロテストとは

 

血液検査であるクアトロテストとは、どのような検査なのでしょうか。

 

 

 

お腹の赤ちゃんがダウン症であるかを検査する方法に血液検査があります。
「トリプルマーカーテスト」と「クアトロテスト」です。

 

 

トリプルマーカーテストでは、アルファフェトプロテイン(AFP)、
ヒト絨毛ゴナドトロピン(hCG)、エストリオール(uE3)の3つの
成分について検査します。

 

 

クアトロテストではトリプルマーカーテストの3つに加えて
インヒビンA(Inhibin A)を測定します。

 

 

これらの成分は、妊娠中に胎児または胎盤で作られる成分です。

 

 

検査した成分の量が、妊婦の年齢、妊娠日数などで換算して、異常が無いか
を調べる方法です。

 

 

この検査により、ダウン症候群(21トリソミー)、18トリソミー、
開放性神経管奇形の疑いがわかります。

 

 

ダウン症候群の検査結果はクアトロテストの方が検出率が高くなって
います。

 

 

検査の推奨時期は、妊娠15週から17週ころまでとなっています。
妊娠15週未満では検査できません。

 

 

検査結果がわかる日数は約10日です。
検査費用は25000円前後です。

 

 

ただし、この検査はスクリーニング検査と言われる、疑いを検査するだけの
ものです。

 

 

検査の精度は85%くらいで低く、検査結果が陽性であったとしても、15%
くらいはダウン症ではない可能性もあるのです。

 

 

よって、クアトロテストで陽性が出た妊婦は、羊水検査などを勧められます。

 

 

新しくできた、新出生前診断なら同じように血液を採取する方法で精度の高い
検査結果(100%に近い)が得られます。

 

 

ただし、検査を受けられる妊婦の条件があります。
・出産予定日に妊婦の年齢が35歳以上の方
・妊婦、あるいは主人に染色体異常のある方
・過去にダウン症児を妊娠、出産したことのある妊婦の方

 

 

この検査方法を行っている病院がまだ非常に少なく、全国で30院程度しか
ありません。

 

 

また、検査費用として25万円程度かかるのも問題があるところです。

 

 

■クアトロテストでわかること

 

クアトロテストで検査できる病名とは。

 

 

 

クアトロテストで検査できるのは、以下の3種類です。
@ダウン症候群(21トリソミー)
A18トリソミー
B開放性神経管奇形

 

 

@ダウン症候群
21番目の染色体に異常があり発症する病気です。
知的発達や運動能力の発達に遅れが見られます。 

 

 

受精する前の卵子や精子に異常があることが原因とされています。

 

 

A18トリソミー
18番目の染色体に異常があり発症する病気です。
多くの体の異常が見られます。流産になる可能性が高い病気です。

 

 

B開放性神経管奇形
胎児の発育期に発症する病気です。

 

 

胎児が脳やせき髄を作る際の元になる「神経管」と呼ばれる管状の
細胞の一部がふさがってしまうことにより、脳やせき髄が正しく
成長できなくなる疾患です。