ダウン症がエコーでわかる確率は

ダウン症がエコーでわかる確率は

■ダウン症がエコーでわかる確率

 

妊娠時にエコー検査でダウン症であることがわかるので
しょうか。

 

 

 

高周波数の音波をあてて、お腹の状態を調べるエコー検査を妊娠時
には行いますが、その際にお腹の赤ちゃんがダウン症であるという
ことがわかるのでしょうか。

 

 

エコー検査は、X線やCTなどのように放射線を使用しないので、
安全に受けることができる検査なので、妊娠時の検査に多く使用
されています。

 

 

しかし、エコー検査によりお腹の赤ちゃんがダウン症であるかどうか
を明確に判断することはできないようです。

 

 

もちろん、検査機械の性能や医師の経験などもあるでしょう。
しかし、明確な異常が発見されない場合以外は、はっきりした通知
は行わないようです。

 


産婦人科では、エコー検査で疑いが見つかれば、98%近い検査精度が
ある羊水検査を勧めているようです。

 

 

ただし、羊水検査は妊婦のお腹から直接、注射針で採取するので、
リスクがあると敬遠している妊婦も多いようです。

 

 

■エコー検査でわかること

 

エコー検査ではどのような事がわかるのでしょうか。

 

 

 

エコー検査は一般的に、出産予定日を決めた後に次の3回あります。
・初期超音波検査(妊娠11〜13週目くらい)
・中期超音波検査(妊娠18〜20週目くらい)
・後期超音波検査(妊娠27〜29週目くらい)

 

 

産婦人科や妊婦の状態により、検査日がずれることがあります。

 

 

産婦人科がエコー検査で、検査する内容は次のことを調べます。

 

 

@胎児の数
複数の胎児がいるかどうかを調べます。

 

 

A胎児の向き
胎児の位置(逆子でないかどうか)を調べます。

 

 

B胎児の大きさ(体重)と羊水量
胎児の大きさと羊水量に異常が無いかを調べます。

 

 

C胎児の元気さ、胎盤の状態
胎児が元気に動いているか、胎盤の状態などを調べます。

 

 

D胎児の形態異常の確認
胎児の体に異常が無いかを調べます。
ダウン症の疑いは、この項目で判断されます。

 

 

どのような異常があれば、ダウン症の疑いがあるいでしょうか。

 

 

■エコー検査でのダウン症の検査

 

エコー検査で、どのような胎児の異常を検査するのでしょうか。

 

 

 

エコー検査では、胎児の体の形、心臓や他の臓器の異常を検査
します。

 

 

胎児の状態に次のような異常が見られた場合に、ダウン症の疑い
を判断されます。

 

 

@後頭部や首の後ろにふくらみがある。
ダウン症であった場合には、後頭部や首の後ろにふくらみ(浮種み)
が出やすくなります。

 

 

A手足が短い。(四肢短縮)
胴体の大きさに対して、通常よりも短い場合は、染色体に異常が
ある可能性があります。

 

 

B心臓に疾患がみられる。
ダウン症であった場合には、心臓疾患を持つ可能性が高いため。

 

 

C背骨や顔の形成に異常がみられる。
ダウン症であった場合には、骨の形成がしっかりしていないので
背骨が曲がっていたり、鼻が異常に低いなどの所見がみられます。

 

 

胎児の位置やエコーの機械の性能により、胎児の映り具合が変わって
きますし、鼻の高さなどは遺伝などの影響もあるようです。

 

 

よって、判断する産婦人科も明確な場合以外は、疑いありとして
通知しているようです。
ダウン症だと診察して、違っていた場合は大変ですからね。

 

 

検査結果で、もしお腹の中の子供がダウン症であると判断されても
妊娠22週目未満の時期でないと人工中絶は行えません。

 

 

■ダウン症の他の検査方法の種類

 

ダウン症であるかを調べる検査には、ほかにどのような方法があるので
しょうか。

 

 

 

妊娠がわかってから、お腹の子供がダウン症であるかどうかを調べる
方法は他に以下の3種類あります。

 

 

@血液検査
妊婦の血液を採取して検査する方法です。
「トリプルマーカーテスト」と「クアトロテスト」があります。

 

 

A羊水検査
妊婦のお腹の羊水を採取して、羊水に含まれる胎児の細胞から検査
する方法です。

 

 

Bべん毛検査
妊婦の胎盤になる前のべん毛を採取して検査する方法です。

 

 

C新型出生前診断(NIPT)
妊婦の血液から胎児の染色体の異常を検査する方法です。

 

 

AとBの羊水検査とべん毛検査は検査結果の精度が98%と高いのですが、
妊婦のお腹に注射針を打つので、流産のリスクがあり敬遠されることが
多いようです。

 

 

@とCは血液を採取しての検査なので、お腹の赤ちゃんには影響ないので
安心して受けられます。

 

 

しかし、@の血液検査は、あまり精度が高くないという欠点があります。

 

 

Cの新型出生前診断は精度は100%に近いのですが、検査の費用が
20万円前後かかってしまいます。

 

 

また、検査を受けられる妊婦の条件があります。
・出産予定日に妊婦の年齢が35歳以上の方
・妊婦、あるいは主人に染色体異常のある方
・過去にダウン症児を妊娠、出産したことのある妊婦の方

 

 

この検査方法を行っている病院がまだ非常に少なく、全国で30院程度しか
ありません。