葉酸はダウン症への効果はあるか?

葉酸はダウン症への効果はあるか?

■葉酸のダウン症への効果は

 

ダウン症の予防として、葉酸が良いといわれていますが、その効果は
どうでしょうか

 

 

 

生まれてくる赤ちゃんが、ダウン症にならないようにする予防方法
として、葉酸を取ればよいと言われていますが、効果はあるので
しょうか。

 

 

ダウン症は、染色体の異常で起きる先天性の病気です。
約800〜1000人に1人という確率で発症しています。
現在、日本では5〜6万人の患者がいるそうです。

 

 

しかし最近では、ダウン症で生まれてくる赤ちゃんの数が、以前より
増えてきているようです。 なぜでしょうか?

 

 

また、ダウン症を予防するために葉酸が良いと言われていますが、
どのように、どれくらいを摂取すればよいのでしょうか?

 

 

■ダウン症の原因

 

ダウン症は、なぜ発症してしまうのでしょうか。

 

 

 

ダウン症は、細胞の中にある染色体が変異する病気です。
健康な細胞の染色体とは異なる形になってしまうのです。

 

 

正常な体の細胞には、染色体が36本存在しますが、37本になってしまう
ことがあります。

 

 

正確には、21番目の染色体の形が正常では二股になっているものが、1本
多い三股になってしまうのです。

 

 

この原因は、遺伝的な要素がほとんどではありません。
全く健康な両親からも、ダウン症の子供が生まれてくるのです。

 

 

たまたま、女性の卵子、男性の精子に異常があるものが受精した場合に
染色体の異常という結果を生んでしますのです。

 

 

親が、生まれつき染色体に異常であるという理由で発症する場合もありますが、
全体の3%も無い数値です。

 

 

ダウン症になる明確な原因はわかっていませんが、ほとんどの原因は、
親の卵子や精子に要因があるのです。

 

 

親の卵子や精子が異常になる原因のひとつは加齢によるものです。

 

 

年を取ると、細胞が正しく分裂、生成しにくくなってしまします。
正しく細胞が生成できない結果、顔のしわやシミなどができるのです。

 

 

近年では、結婚時期が遅れたりして高齢出産が増えてきています。
そのため、ダウン症の出生率が増えてきているようです。

 

 

しかし、20代の若い年齢の両親でもダウン症は発症するのです。

 

 

それは、葉酸の不足が原因とされています。

 

 

葉酸には、細胞の生成や血液の生成によく働く性質を持っています。
葉酸は、野菜などに多く含まれています。

 

 

最近の若い世代の人は、野菜を取る量が減ってきているため、
若い年齢でもダウン症を発症してしまう可能性が高くなってきている
ようです。

 

 

高年齢の方も葉酸を妊娠前、妊娠中に取り入れることで、ダウン症の
赤ちゃんが生まれる確率を減らす効果があるのです。

 

 

■葉酸の働き

 

葉酸とは体の中で、どのような働きを行うのでしょうか。

 

 

 

葉酸は体内で2つの大きな働きを行っています。

 

 

@正常に細胞分裂が行われるように働く。
細胞が分裂して増える際に、DNA情報を正確に伝達することにより
染色体の異常を引き起こさないようにする働きがあります。

 

 

A正常な赤血球を生成するように働く。
ビタミンB12と結合することにより、正常な赤血球を生成する
ようにする働きがあります。

 

 

これらの働きにより、親の卵子や精子に異常な細胞が含まれることを
防ぐ働きをします。

 

 

また、妊娠が始まると赤ちゃんの細胞が急激な勢いで生成されます。
その際も異常な細胞が生成されないように防ぐ働きを行うのです。

 

 

■葉酸を取る方法

 

ダウン症の予防となる葉酸は、どのように取ればよいのでしょうか。

 

 

 

厚生労働省が定めている、葉酸の必要な摂取量の目安は、次のように
なっています。

 

 

・妊婦   400μg(マイクログラム、100万分の1グラム) 
・授乳婦  280μg
・成人男女 200μg

 

 

葉酸が多く含まれている食品には、次のようなものがあります。

 

 

枝豆、ホウレンソウ、アスパラガス、ブロッコリー、サラダ菜、納豆、
甘栗、焼き海苔、きな粉、いちご などの野菜類。

 

 

また、牛肉、豚肉、鶏のレバー、ホタテ、生ウニ、牡蠣などにも豊富に
含まれています。

 

 

しかし、上記の必要な量を摂取するためには、例えば、ホウレン草なら7束、
アスパラガスなら11本と大量に食べないといけません。

 

 

特に、つわりがある際にはこんなに食べられないでしょう。
また、葉酸は水に溶けやすく、日に弱い性質なので少し摂取しづらいのです。

 

 

そのため、サプリメント薬として服用するように厚生労働省も勧めています。

 

 

ただし、葉酸の1日の摂取量の制限値は1000μgと言われています。
葉酸は水に溶けやすいので、多く取りすぎると尿として出されるし、大きな
副作用はないですが、注意は必要です。

 

 

厚生労働省では、妊娠の1ヶ月以上前からに摂取を勧めています。
子作りの予定の方は、女性も男性も葉酸の取得を早くから始めるとよいでしょう。

 

 

妊娠初期の女性も、お腹の赤ちゃんを十分に成長させるためにも、早めに飲み
始めるのがよいようです。